皆さんは奈良県にある大神神社(おおみわじんじゃ)をご存じですか?
昨今では縁結びのご利益があるとして女性客にとても人気です。日本最古の神社の一つとしても有名で、御祀神が御山に鎮まっていることから本殿を設けていません。
境内では強力なパワースポットが数々存在しています。
この記事では大神神社について御祀神様とそのご利益、またパワースポットや御朱印などを含めて詳しくご紹介します。

大神神社へのアクセスは?駐車場はあるの?
≪電車の場合≫
京都方面から来訪の方 名古屋方面から来訪の方
京都駅 近鉄名古屋駅
↓JR奈良線 みやこ路快速 45分 ↓近鉄特急 85分
奈良 名張
↓JR桜井線 25分 ↓近鉄大阪線急行 30分
三輪駅 桜井駅
↓徒歩 5分 ↓JR桜井線 3分
大神神社 三輪駅
↓徒歩 5分
大神神社
≪車の場合≫
京都方面から来訪の方
京奈和自動車道 「木津IC」を降りて奈良バイパス国道24号線から国道169号線に入る。
約1時間で三輪参道入口に着き、大神神社へ。
名古屋方面から来訪の方
東名阪自動車道「亀山IC」を降りて名阪国道、県道51号線を通り大和神社前交差点へ
(約80分)。そこから国道169号線で三輪参道入口に着き、大神神社へ。
≪駐車場≫
一の鳥居、二の鳥居、大鳥居のそれぞれに駐車場があります。
大鳥居には北と南2か所あります。全て無料で規模も大きめなので安心です。
ちなみに大鳥居から二の鳥居までは650mあります。拝殿は二の鳥居を進んだ奥にありますので二の鳥居駐車場の方が便利ですが、せっかくなので大鳥居も観ていきましょう。
大神神社の由緒やご利益は?御祀神は?
大神神社の創建には神話が関係しています。
国造りをした大己貴神の魂である大物主神が
「吾は日本国の三諸山に住まむと欲ふ」と望まれたというのです。
簡単に訳すと、「私は日本の三輪山に住みたい」という事です。
そこで大己貴神が造営したのが「大三輪神社」で現在の「大神神社」となります。
つまりこの「大物主神」が大神神社の御祀神です。
しかし大物主神の御神体は三輪山に存在するため、神社には本殿が無いのです。
そして三輪山は神聖な場所として、近代まで入山を禁止されていました。
ご利益についてですが……「全て」です。
そう人間が生活していくうえでの事柄全てにご利益があります。
大己貴神が国造りの神だった事から国土開拓、農業振興などのご利益は特に強いです。
ただ怒らせた時のパワーも凄まじいので、くれぐれもご無礼のないように参拝しましょう。
そうすれば願いを叶えてくれるはずです。
御朱印と御朱印帳は?神社の名所を回ろう !

御朱印
女性を中心に人気の御朱印集め。
大神神社でも御朱印をゲットしましょう。
また大神神社には三輪山がデザインされたオリジナル御朱印帳が販売されているので興味のある方はぜひ購入しましょう。
御朱印は拝殿向かいにある授与所で頂けます。
また大神神社の摂社である狭井神社でも御朱印を頂けます。狭井神社については境内スポットの章でご紹介します。
境内パワースポット
御朱印を頂いたあとは大神神社境内のパワースポット巡りをしましょう。
多くの名所(パワースポット)が点在しますので一部をご紹介します。
- 夫婦岩
2つの岩が夫婦のように寄り添っています。この岩は三輪の神様と人間の女性だそうです。
- 蛇の手水舎
春日大社は鹿、稲荷神社は狐というように神社には神使がいますが、ここ大神神社は蛇です。
手水舎では蛇の口から水が出ています。蛇の後ろには「志るしの杉」がそびえ、独特な空気が流れています。
- 巳の神杉
大物主神の化身である白蛇が棲むとされる御神木。お供えものには蛇の好物である卵がたくさん。御神木には他の樹木にはないオーラがありますよね。
- なで兎
なぜ兎が?と思うでしょうが、いくつかの説があります。
有名なのは大物主神と同一神とされる大国主神が因幡の白兎を助けた神話から兎を祀るようになったというもの。
耳がピンと立っていて、可愛いというより格好がいいです。
- 久すりの道
大神神社から狭井神社へと通じる道です。道の両側には薬草や薬木が植えられています。
- 薬井戸
狭井神社に存在する万病に効く水を授かる事ができる井戸です。
ペットボトルや水筒を用意して水を汲みましょう。忘れた方ように500ml 100円で販売されています。ありがたや~。
境内の重要スポット?

狭井神社
大神神社の摂社で三輪山への登山入口がある。正式名称は「狭井坐大神荒魂神社」と言います。境内に入ると清々しい空気が流れ、神域が近いことが肌で感じられます。
記紀万葉歌碑
万葉集などに詠まれた歌の碑が62個点在します。
久延彦神社
祀られる神様は知恵の神様とされ、受験合格、学業向上などのご利益があります。
「神宿る山」と称され入山を禁止されていた山。明治時代に入ると登山の際の掟を守れば、入山できるようになった。掟は今でも遵守され、「氏名、住所、電話番号」を記し、300円を納めれば入山できます。山中では飲食、喫煙、写真撮影などが禁止されているが時期によって水分補給が必要な場合は少しならOKだそうです。
まとめ
さていかがでしたでしょうか?
この記事で紹介した名所は一握りです。
訪れてみたいと思った方はぜひ参拝に行ってみてください。
あなたも不思議なパワーを感じられるでしょう。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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