文京区駒込にある都立公園の『六義園(りくぎえん)』。
徳川5代将軍徳川綱吉の側用人“柳沢吉保”の屋敷で、古今和歌集に詠まれた和歌の浦の景勝や中国古典にちなんだ景色を取り入れた7年の歳月を費やして完成させた大名庭園です。
『六義園』という名前は古今和歌集の序文に記されている「六義(むくさ)」という和歌の用語から取ったものと言われています。
国の特別名勝に指定されている『六義園』では、梅やツツジ、紫陽花など季節の花木を楽しむことができる場所として知られ、特に春にはお花見の名所としてたくさんの人達が訪れます。
そんな、『六義園』の桜の開花シーズンの見どころや魅力をご紹介します。

『六義園』アクセス・基本情報
『六義園』の基本情報やアクセス方法をご紹介します。
所在地
〒113-0021 東京都文京区本駒込6丁目16−3
開園時間
9:00~17:00
(入園は16:30までです)
さくらまつり期間中は閉園時間が延長になります。
(例年ですと21:00の閉園です)
入園料
一般300円/65歳以上150円/小学生以下及び都内在住在学の中学生は無料です。
電車でのアクセス
・JR山手線/東京メトロ南北線「駒込駅」下車後徒歩7分
・都営地下鉄三田線「千石駅」下車後徒歩10分
車でのアクセス
・首都5号池袋線「護国寺」出口下車
・首都中央環状線「新板橋」出口下車
駐車場はありません。
車の場合、近隣の有料駐車場をご利用ください。
『六義園』2020年の桜の開花・満開予想、見ごろは?
『六義園』の桜の見頃は「3月中旬~4月中旬」です。
例年ですと開花は3月20日頃、満開は3月末頃です。
『六義園』見どころ、イベント情報
『六義園』の桜の見どころやイベントをご紹介します。
六義園のシンボル『しだれ桜』

『六義園』と言えば、こちらのしだれ桜を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
春の六義園のシンボルでもあるしだれ桜は、正面入り口から入園し内庭大門をくぐった先にあります。
約17m、高さ約13mの枝を大きくそして力強くのばすその佇まいは圧巻です。
園内の桜の中でも、このしだれ桜は別格で、抜群の存在感です。
樹齢60年とも言われ、戦後の日本とともに成長してきた歴史ある桜の美しさとみなぎる生命力を是非、間近で感じてください。
『しだれ桜と大名庭園のライトアップ』
《2018.3.24 六義園 桜 ライトアップ》
『六義園』では、桜の見頃に合わせて夜桜ライトアップが行われます。
それに合わせ、開園時間も延長となります。
(例年ですと21時閉園です。)
太陽の下可憐に咲くピンク色の昼の姿も美しいですが、ライトアップされ夜空に浮かび上がる姿も非常に幻想的で、昼とはまた違った美しさです、
2020年 夜桜ライトアップ日程
2020年3月20日(金・祝)~4月2日(木)予定
※新型コロナウイルスの感染拡大を受けて
予定が変更になる可能性があります。その際は残念ですが今年はあきらめましょう。。。。
大名庭園×桜
前述の通りら『六義園』は、長い時間をかけて作られた歴史ある「大名庭園」です。
桜だけではなく、庭園も趣があり美しく、桜と庭園の建造物や様々な花木をとのコラボレーションを楽しむことができます。
大門や瓦屋根の建物との競演など、写真に納めたくなるような光景ばかりです。
また、園内でお茶や甘味を頂ける「吹上茶屋」もありますので、茶屋近くのソメイヨシノを鑑賞しながら美味しいお茶を飲み、大名庭園の春を満喫してください。
『六義園』近くのおすすめ花見スポット
『六義園』周辺のオススメのお花見スポットをご紹介します。
『小石川後楽園』

東京ドーム近くにある、江戸時代初期に江戸の上屋敷内に作られた日本庭園です。
見どころは樹齢80年のシダレザクラです。
園内に入ってすぐ目の前に現れる、大きく枝を広げ花を咲かせるシダレザクラは、迫力があり見事な美しさです。
ライトアップやさくらまつりなどはありませんが、歴史ある桜の大木の美しさと日本庭園の風情を感じることのできるオススメのお花見スポットです。
《所在地》
東京都文京区後楽一丁目
《開園時間》
9:00~17:00
(入園は16:30までです)
《入園料》
一般300円/65歳以上150円/小学生以下及び都内在住在学の中学生は無料です。
まとめ
都会の真ん中にありながらも美しい桜と趣ある庭園を楽しめる『六義園』。
やはり、園のシンボルでもある「しだれ桜」の佇まいは圧巻ですね!
ライトアップ期間中の土日は、チケット購入の列で1時間ほど並ぶこともありますので、平日にお出かけになったり、ライトアップ時間前から入園しておくなど、工夫をしてくださいね。
心落ち着く日本庭園『六義園』の桜、是非ご覧になってくださいね。
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