大阪府大阪市にある独立行政法人『造幣局』は、明治時代に設立されました。
硬貨の製造、勲章・褒章及び金属工芸品等の製造などの事業が行われています。
そんな『造幣局』は敷地内の桜並木が有名です。
明治40年ころに定着した『造幣局』でのお花見は普段は立ち入ることのできないエリアが開放されるため、とても人気のイベントとなっています。
「日本さくら名所100選」にも選出されている『造幣局』でのお花見の方法や見どころをご紹介します。
『造幣局』アクセス・基本情報
『造幣局』へのアクセス方法や基本情報をご紹介します。
- 所在地
〒530-0043 大阪府大阪市北区天満1丁目1−79
- 電車でのアクセス
※造幣局ホームページにてマイカーでの来局は控えるよう呼び掛けがあります。
駐車場はありませんので、公共交通機関(電車・バス等)をご利用ください。
・大阪メトロ堺筋線/谷町線「南森町駅」下車後徒歩約15分
・JR東西線「大阪天満宮駅」下車後徒歩約15分
・JR環状線「桜ノ宮」駅下車後徒歩約15分
- バスでのアクセス
大阪シティバス「桜の宮橋」停留所下車すぐ
※工場見学・博物館見学を希望される際は、ホームページにて詳細をご確認の上おでかけください。
2020年『造幣局』桜の見ごろは?
『造幣局』の桜の見ごろは「4月中旬」です。
カンザンやフゲンゾウなどの遅咲きのヤエザクラを中心に約130品種340本が植えられています。
※イベント期間中のみ観桜可能です。
2020年の桜の通り抜けの開催期間につきましては、2020年3月中旬頃に発表予定です。
『造幣局』見どころ、イベント情報
『通り抜けの桜』
《SAKURA 大阪造幣局桜の通り抜け2019 》
『通り抜けの桜』は『造幣局』で桜の開花に合わせて7日間に限り行われる人気のイベントです。
造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行が期間限定で開放されて、約560mにわたり、約130種約350本の桜の下を通り抜けることができます。
日没~21:00まではぼんぼりによるライトアップも行われ、夜桜を楽しむことができます。
例年ですと4月中旬、平日は10:00〜21:00、土日は9:00〜21:00の開催です。
2020年の桜の通り抜けの開催期間につきましては、2020年3月中旬頃に発表予定ですので、情報を見逃さないようにしてくださいね!
今年の花

『造幣局』では「通り抜けの桜」に親しみを持つことができるよう、敷地内に咲く数多くの桜の品種のうちから毎年一つだけを選び、「今年の花」として紹介しています。
2019 年の「今年の桜」は赤い手毬のようなフォルムが特徴の「紅手毬」でした。
2020年はどの桜が選ばれるのか?
今から楽しみですね!
『特別観桜会』
『造幣局』では、身体の不自由な方及びご高齢者(65歳以上)がゆっくりと「通り抜けの桜」を満喫できる機会を設けるために「特別観桜会」を開催しています。
招待を希望される方は、事前申し込みが必要となりますので、ホームページやその他広報誌などでご確認の上お申し込みください。
『造幣局』近くのおすすめ花見スポット
『大阪城公園』

『造幣局』から車で約5分、大阪の中心に位置し、人気の観光スポットでもある『大阪城公園』は、大阪府の「桜の標準木」も設置されている大阪を代表するお花見スポットでもあります。
大阪城天守閣と取り囲むように咲く桜は園全体で約2000本、見どころでもある「西の丸庭園」には約300本と非常に華やかな雰囲気でお花見を楽しむことができますよ。
「御座船」に乗って、お堀から優雅にお花見を楽しむのも良いですね。
桜の開花に合わせて「西の丸庭園」では夜桜のライトアップイベント『観桜ナイター』も開催されますので、昼間のお花見と合わせて夜桜もお楽しみください。
《所在地》
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城
《観桜ナイター入園料》
350円(中学生以下入場無料)
《観桜ナイター開催時間》
18:00〜21:00(最終入場は20:30)
まとめ
普段は立ち入ることのできない約560mの通りいっぱいに咲き誇る桜は、桜の開花シーズン中のうちたったの7日間しか観ることができません。
このチャンスを逃さずに、珍しい品種の桜が集まる『造幣局』の桜を是非、ご覧になってくださいね。
コメント