滋賀県大津市、琵琶湖の南端に建立されている「長等山園城寺」は天台寺門宗の総本山です。
一般的には『三井寺』の名で知られています。
創設は飛鳥時代に遡るとも言われ、平安時代に今のように大きく発展していきました。
長い歴史の中では、源平の争い、焼き討ち、豊臣秀吉による寺領没収など、様々な困難があり廃寺のようになったこともありますが、その度に蘇ることから「不死鳥の寺」という異名を持つ寺です。
境内にはたくさんの国宝や重要文化財建造物が残り、その多くが一般公開されています。
そんな『三井寺(園城寺)』は桜の名所でもあります。
約35万坪の広大な境内に咲き誇る桜を目当てに、桜の開花シーズンには毎年たくさんの人がお花見に訪れます。
春風に吹かれる桜と国宝・重要文化財が織りなす光景が美しい『三井寺(園城寺)』の桜の見どころをご紹介します。
『三井寺(園城寺)』アクセス・基本情報
『三井寺(園城寺)』の基本情報やアクセス方法をご紹介します。
- 所在地
〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246
- 拝観時間
8:00~17:00
指定文化財収蔵庫は8:30~16:30です。(受付終了16:00)
- 拝観料
大人600円/中高校生:300円/小学生:200円
光浄院客殿・勧学院客殿は特別拝観料として別途600円かかります。※要予約
- 電車でのアクセス
・京阪電車「三井寺駅」下車後徒歩で10分
・JR大津/大津京駅〜京阪バス〜『三井寺』バス停下車徒歩すぐ
- 車でのアクセス
名神高速道路「大津IC」下車後10分。
駐車場は1回500円で利用できます。
2020年『三井寺(園城寺)』の桜の見ごろは?
『三井寺(園城寺)』のさくらの見ごろは「4月上旬~4月中旬」です。
ソメイヨシノ、ヤマザクラなど約1000本が植えられています。
2020年 三井寺(園城寺) 桜の開花・満開予想
開花 3/25(水)
満開 3/30(月)
『三井寺(園城寺)』桜の見どころ、イベント情報
ライトアップ

『三井寺(園城寺)』では3月下旬〜4月中旬の桜の開花に合わせてライトアップが開催されます。
幻想的な灯りに照らされた桜は昼間とはまるで違う美しさです。
特におすすめは参道沿いの桜並木です。
参道の両側からライトアップされた桜が、国宝である金堂を背景に咲き誇る姿は、日本の春と歴史・文化の素晴らしさを感じられる光景です。
2019年の夜桜ライトアップの開催時間は18:30〜21:30でした。
開催期間や時間をご確認の上お出かけください。
『琵琶湖疏水』

『三井寺(園城寺)』のすぐ横にある『琵琶湖疎水』は琵琶湖の水を京都へ供給するための運河ですを
『琵琶湖疎水』の両岸には山桜、ソメイヨシノなど約200本の桜が植えられ、美しい桜が鑑賞でき桜の名所です。
『三井寺(園城寺)』と同時に、夜桜のライトアップも行われます。
『琵琶湖疎水』の水面に映る満開の桜を『三井寺(園城寺)』の桜とともにお楽しみください。
三井寺(園城寺) 春のライトアップ2020 開催日時
2020年3月27日(金)~4/12(日)
18:30~21:30
※残念ながら中止が発表されました。
大変残念なのですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中止が決定いたしました。
しかし、感染を拡大するわけにもいきませんから、仕方ないですよね。。。。
でも桜は咲きます!!
桜を見に行く際には、感染予防の自己管理をしっかりして桜を楽しみましょうね!
『三井寺(園城寺)』近くのおすすめ花見スポット
『三井寺(園城寺)』周辺のおすすめのお花見スポットをご紹介します。
『奥比叡ドライブウェイ』

『奥比叡ドライブウェイ』は、滋賀県大津市の仰木ゲートから比叡山頂に及ぶ約11㎞の道路です。
比叡山延暦寺はもちろん、四季折々の景色や、眼下に広がる琵琶湖の風景が楽しめる絶景スポットでもあります。
4月中旬からゴールデンウィークにかけては、沿道に咲く八重桜など約1000本の桜を楽しむことができます。
また、「夢見が丘」の展望台では開花とともにライトアップが行われます。
昼間は琵琶湖を一望できる美しい景色と桜を、そして夜には夜景と幻想的な夜桜をお楽しみください。
《所在地》
〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
まとめ
観音堂の上にある高台からは琵琶湖が一望でき、素晴らしい景色を楽しむことができますよ。
お花見とともに、琵琶湖の風景もお楽しみください。
桜とともに、国宝や重要文化財を楽しめる歴史ある寺院『三井寺(園城寺)』へ是非お出かけください。
コメント