岡山県岡山市の『岡山後楽園』は、岡山藩2代目藩主・池田綱政が築いた大名庭園です。
広い園内には四季折々の花木が植えられて季節ごとに違った楽しみ方々できます。
1952年には歴史的文化遺産として“特別名勝”に指定され、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは三つ星の評価を得ている、大変美しい庭園です。
日本三名園の一つとも称される『岡山後楽園』は、ソメイヨシノを中心に園内の至るところに桜が植えられたお花見の名所でもあります。
桜で彩られる春の『岡山後楽園』の魅力や見どころをご紹介します。
『岡山後楽園』アクセス・基本情報
『岡山後楽園』の基本情報やアクセス方法をご紹介します。
- 所在地
〒703-8257 岡山県岡山市北区後楽園1-5
- 車でのアクセス
山陽自動車「岡山IC」下車後約20分
駐車場は1時間100円で利用できます。
- 電車でのアクセス
JR「岡山駅」下車後徒歩約25分
- 休園日
なし
- 開園時間
3月20日~9月30日7:30~18:00(入園は17:45まで)
10月1日~3月19日8:00~17:00(入園は16:45まで)
- 入園料
大人410円/シニア65歳以上140円/高校生以下無料
2020年『岡山後楽園』桜の見ごろは?
『岡山後楽園』の桜の見ごろは「3月下旬~4月上旬」です。
ソメイヨシノ、ヤエベニシダレなどなど約280本が植えられています。
『岡山後楽園』見どころ、イベント情報
標本木
『岡山後楽園』の桜林には、岡山地方気象台の定めた桜の標本木があります。
標本木は一般の方も鑑賞することができます。
標本木のある桜林には他にも約50本のソメイヨシノが植えられていますので、散策を楽しみながら、標本木もご覧になってくださいね。
桜のトンネル

『岡山後楽園』内の馬場は、昔若い藩主たちが武芸の稽古を積んだと伝えられている場所です。
約180mの土手は、直線が続き、立ち並んだソメイヨシノを、まるで桜のトンネルを見ているかのように鑑賞することができます。
ヤエベニシダレ

『岡山後楽園』の花葉の池に架かる栄唱橋のたもとには、一本のヤエベニシダレが植えられています。
ソメイヨシノよりやや遅れて見頃を迎えるヤエベニシダレは、エドヒガン系の桜の一種で、花形が八重咲きで花色が濃い紅色が特徴です。
ヤエベニシダレが水面に映る姿は華やかで美しく、一本でも十分に見応えのある桜です。
『岡山さくらカーニバル』
※『岡山後楽園』内でのイベントではありませんが、隣接するスポットで行われる桜まつりですのでこちらでご紹介させていただきます。

岡山後楽園の東岸旭川河川敷(蓬莱橋付近から相生橋)の桜並木は、約1.3kmにわたり桜並木の続く人気のお花見スポットです。
ソメイヨシノが見ごろを迎える3月下旬〜4月上旬にかけて『岡山さくらカーニバル』が開催されます。
屋台や子供も楽しめる遊具などが設置され、毎年多くの人で賑わいをみせます。
日没〜21:00までは、夜桜のライトアップも行われます。
ぼんぼりと提灯の灯りで照らされた桜並木は、幻想的な美しさです。
さくら祭り 岡山さくらカーニバル 開催日程
2020年 3月27日(金)~4月 5日(日)
開催時間 10:00~21:00
『岡山後楽園』周辺のおすすめお花見スポット
『岡山後楽園』周辺のおすすめのお花見スポットをご紹介します。
『岡山市半田山植物園』

『岡山後楽園』から車で約10分。
岡山市北区の『岡山市半田山植物園』は、岡山市街を一望出来る半田山の丘陵地にある植物園です。
『岡山市半田山植物園』は、春になると山全体がピンク色に染まるほどの桜が咲き誇る、人気のお花見スポットです。
園内の約800本のソメイヨシノが見ごろとなる3月下旬〜4月上旬にかけて桜まつりが開催されます。
開園時間が延長され、日没からライトアップも行われますので、夜桜も楽しむことができますよ!
《所在地》
〒700-0004 岡山県岡山市北区法界院3-1
《開園時間》
9:00~16:30(最終入場は16:00)
※桜まつり期間中は開園時間が延長されます。
《休園日 》
毎週火曜日(祝日の場合はその翌日です)
《入園料》
大人310円/小人125円
まとめ
『岡山後楽園』内には色々な場所に桜の木が植えられているため、様々な場所でお花見を楽しむことができます。
お気に入りの桜のビュースポットを見つけてくださいね!
コメント