今帰仁城は、外郭を含めると7つの郭からなる、首里城とほぼ同規模の、堅牢な城壁に囲まれたやんばるの地を守る要の城でした。
万里の長城のような長い城壁は全長1.5キロにわたり、地形を巧みに利用した城壁は美しく2000年には、今帰仁城跡を含めた九つの資産を合わせて「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産リストに登録されました。
また、『今帰仁(なきじん)城跡』は桜の名所としても有名です。
毎年1月下旬から2月上旬の桜の開花シーズンには『今帰仁グスク桜まつり』が開催され、たくさんの人がお花見に訪れます。
『今帰仁城跡』の桜は、昭和40年代に今泊区民によって植樹されました。
上皇陛下が今帰仁を訪問された際に「今帰仁の桜」という詠を琉歌の形式で詠まれたこともあるほど、桜の開花期の『今帰仁城跡』は美しく、心に残る景色を見せてくれます。
2023年で16回目となる『今帰仁グスク桜まつり』の桜の見どころや魅力をご紹介します。
今年はスペシャルゲストにももクロの高城れにさんも登場!
『今帰仁グスク桜まつり』 アクセス・基本情報
今帰仁グスク桜まつりの行われる『今帰仁城跡』の基本情報やアクセス方法をご紹介します。
今帰仁城跡の住所
〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
今帰仁城跡の開場時間
・通常期間(1~4、9~12月)8:00〜18:00(最終入場17:30)
・夏期延長期間(5~8月)8:00~19:00(最終入場18:30)
今帰仁城跡の定休日
無し、年中無休
※但し、施設管理等による臨時休業あり。
今帰仁城跡の入場料<2023>
大人600円/小中高生450円/小学生未満無料
今帰仁城跡へ車でのアクセス
・那覇空港から約2時間45分
・沖縄自動車道「許田IC」下車後約40分
駐車場は無料で利用できます。
今帰仁城跡へバスでのアクセス
本部循環線/やんばる急行バス「今帰仁村字泊今帰仁城趾入口」バス停下車後徒歩15分
『今帰仁城跡』<2023>桜の見頃時期
『今帰仁城跡』<2023>の桜の見頃時期を紹介します。
2023年1月中旬~2021年2月上旬
本丸内には約200本の寒緋桜が植えられています。
『今帰仁グスク桜まつり』<2023>の開催日程・見どころ
世界遺産の『今帰仁城跡』で、開催される『今帰仁グスク桜まつり』は美しい桜と、特設舞台で行われる地域の伝統芸能等を楽しむことができます。
今帰仁グスク桜まつり<2023>開催日
2023年1月21日(土)~2023年1月29日(日)
今帰仁グスク桜まつり開催場所
今帰仁城跡
今帰仁グスク桜まつり開催時間
8:00~21:00
今帰仁グスク桜まつりの夜桜ライトアップ
『今帰仁グスク桜まつり』の開催に合わせて『今帰仁城跡』では、ライトアップが行われます。
点灯時間は18:00〜21:00(最終入場は20:30)です。
ライトアップされた城壁は濃いピンク色の寒緋桜のライトアップと相まって、非常に幻想的な雰囲気です。
『今帰仁城跡』の平楼門へと続く、石畳の道沿いのカンヒザクラの並木道もロウソクの灯りで彩られ、見応えがありますよ!
今帰仁グスク桜まつりの様子を撮影した、おすすめ動画を紹介します。
今帰仁グスク桜まつりパープルデー(点灯式)
今帰仁城跡が紫色にそまります!
開催日 2023年1月25日(水)
時間 18:00~19:00
場所 大隅の城壁前広場
スペシャルゲスト ももいろクローバーZ 高城れに
今帰仁グスク桜まつりの美しい展望
園内の大隈広場からは、美しい東シナ海を望むことができます。
晴れた日には伊是名島や伊平屋島など遠くの島まで眺められる、絶景スポットです。
広場には椅子も設置されているので、ゆっくりと座って絶景を堪能するのもいいですね。
園内の緑・城壁の美しい曲線と遠景の海の中に映える、寒緋桜をお楽しみください。
ライトアップ開催中には夜景を楽しむのもおすすめですよ。
『今帰仁城跡』近くのおすすめ花見スポット
今帰仁グスク桜まつり『今帰仁城跡』周辺のおすすめのお花見スポットをご紹介します。
六田原展望台
『六田原展望台』は地元の人たちは桜の名所として知られていますが、観光としてあまり知られていないお花見の穴場スポットです。
『六田原展望台』は塩屋湾が一望できる絶景スポットです。
普段より大変展望の良い『六田原展望台』ですが、桜の開花シーズンには展望台に上がっていく道沿いに美しい寒緋桜の桜並木を見ることができます。
最高の絶景と美しい桜並木をお楽しみください。
《所在地》
〒905-1314沖縄県国頭郡大宜味村田港
まとめ
城などの建物は残っていませんが、残された城壁は美しく、高台からの眺めも良く、美しく咲き誇る桜との景観の相性はぴったりです。
神聖な場所に咲き誇る桜と、美しい風景をお楽しみください。
チケットは駐車場の敷地内に併設されている「今帰仁村歴史文化センター」との共通チケットになっていますので、歴史的背景についてそちらで学ばれてからお花見をすれば、より一層、『今帰仁城跡』でのお花見を楽しむことができますよ。
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