石川県で開催されます、あまめはぎは非常に恐ろしいおまつりです。
このお祭りを見て思い浮かべるのは秋田のなまはげだと思います。非常に似ている部分もありますよ。
仮面をかぶり、こどもたちに大きな声を出して叱咤激励を行います!「アマメー!!」
そんな、「能登のあまめはぎ」の魅力を紹介していきたいと思います♪

能登のあまめはぎの日程・会場<2022>
能登のあまめはぎの開催日程<2022>
2022年の能登のあまめはぎの日程を紹介します!
・石川県輪島市 2022年1月2日
・石川県能登町 2022年2月3日
に開催されます!
毎年、どちらの地区もこの日程で開催されます。
能登のあまめはぎの会場
・輪島市 門前町、皆月地区、五十洲地区
・能登町 秋吉地区、清真地区、河ヶ谷地区、宮犬地区
能登のあまめはぎの時間は?見どころは?
能登のあまめはぎの開催時間
あまめはぎは何時ごろに始まるのでしょうか?
あまめはぎはおよそ18時ごろの日が暮れたころに開催されます。その日によりますので注意してくださいね。
あまめはぎとは
あまめはぎは非常に恐ろしい風貌をしています。鬼のお面を被り、簑を身に着けてフカグツを履いて手には包丁やサイケを持って家にやってきます。この恐ろしい見ための鬼が急に家にやってきたら怖いですよね…!特にこどもはトラウマとなりますよね。武器を持った鬼が急に来たら大人も怖いです。
あまめはぎの手順
農作業の始まる春に向けて行われる行事です。玄関で大きな音を出して「アマメー」「アマメー」と声を出します。そのまま家の中に入ってきてこどもの周りをまわりながらアマメー怠けものはおらんか!と言います。
アマメとは、能登の方言でいろりに座っているとできる火だこのことを言います。怠けてすわっているのでアマメが出来る。出来てしまったアマメを取ってやる!という意味ですね。怠けものや悪いものを追い出します。これは小さなこどもがあまめはぎに扮装することもありました。ここがなまはげと違う部分ですよね。なまはげは大人の男性が低い声で威嚇します。あまめはぎを行ったこどもにお菓子等をあげたりするような風習もあるようです。

能登のあまめはぎはどんな思いで?
冬の間に農業を休んで火にあたり休んでいる農夫に対して早く働かなければいけない、春はやってくるよという怠け癖のついた農夫にたいする戒めの行事です。その歴史は非常に古く江戸時代から行われています。
能登のあまめはぎは知名度が高くない?
秋田県のなまはげのように知名度の高いお祭りと比較するとあまめはぎはみんなが知っているような行事とは異なります。
その珍妙さにメディアからの取材が着たり撮影者が訪れたりすることもありましたが、カメラマンに注文をつけられるあまめはぎ役の子どもたちを気の毒に思い、芸能としてではなくて伝統行事として構成に残していきたいという思いから保存する事に力を入れてきています。そのおまつりの形はそのままにしてただ歴史として保存するための取材を行ってほしいですね。
能登のあまめはぎの混雑状況
能登のあまめはぎは人気のお祭りとなりますが、地域で行われているおまつりとなりますので混雑はしません。地域のお宅を巡回していくこととなりますので、会場で行われるお祭りと比較すると来場者は多くはありません。地域に根付いているお祭りには魅力がありますよね。周辺には駐車場もあまりありませんので駐車場を見つけてから向かうといいかと思います。
能登のあまめはぎの露店
能登のあまめはぎでは露店の出店はあるのでしょうか?
お祭りでのお楽しみとしておいしい食事は欠かせないものがありますよね…!
残念ながらあまめはぎでの露店の出店情報を見つけることはできませんでした。盛り上がるお祭りとは違い、地域で行われるお祭りとなりますので仕方がないですね。石川にはおいしい食べ物がたくさんありますのでお祭りに参加してから食事に向かうというのもいいですね♪
能登のあまめはぎの様子を伝えている動画がありますので、ご覧ください。
能登のあまめはぎへのアクセス方法
石川県輪島市、鳳珠郡能登町で開催されますが、ここでは輪島市門前町までのアクセス方法を紹介します。
能登のあまめはぎへ電車でのアクセス
・東京駅→(越後湯沢経由 3時間45分)→金沢駅→(特急バス2時間)→輪島駅→門前駅
・大阪方面→(北陸本線)→金沢駅→(七尾線)→和倉駅→(能登鉄道)→穴水駅→(路線バス)→門前町
能登のあまめはぎへ車でのアクセス
・東京→(関越自動車道)→金沢インターチェンジ→内灘インターチェンジ→(能登里山海道)→西山インターチェンジ→(国道249号線)→門前町
・大阪方面→(名神高速道路)→金沢東インターチェンジ→内灘インターチェンジ→(能登里山海道)→西山インターチェンジ→(国道249号線)→門前町
能登のあまめはぎの駐車場
あまめはぎでは駐車場の用意はありません。周辺にある有料駐車場を利用してください。

まとめ
「あまめはぎ」を紹介させていただきました!
このお祭りは日本で古くから行われてきた行事です。農業が盛んだった時代が想像できますね。お祭りの形式や雰囲気はそのままの形で残っていってほしいのでお祭りに行ってみたい方は出来るだけ邪魔はしないように鑑賞するようにしましょうね。お祭りを残していくために撮影するのはとてもいいことだと思います。日本の歴史を感じられるようなお祭りですよね。その希少性も感じます。
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