栃木県那須郡那珂川町の県指定史跡の中世の山城武茂城跡に祀られている『静神社』。
馬頭地区総鎮守である神社で毎年開催されている例大祭が静神社例祭 『たけのこ祭り』です。
元禄以前からの続く伝統あるお祭りと言われる静神社例祭 『たけのこ祭り』の開催日程や見どころをご紹介します。
『たけのこ祭り』開催日程
2020年静神社例祭 『たけのこ祭り』開催日は
5月1日(金)〜5月3日(日)
に開催されます。
開催場所
静神社例祭 『たけのこ祭り』の開催場所は「静神社」および馬頭中心商店街です。
《所在地》
〒324-0613 栃木県那須郡那珂川町馬頭2576
静神社例祭 『たけのこ祭り』アクセス方法・駐車場・交通規制情報
静神社例祭 『たけのこ祭り』が開催される「静神社」までのアクセス方法をご紹介します。
電車でのアクセス
JR「氏家駅」〜東野バス「馬頭行き」〜「馬頭役場前バス停」下車後徒歩約5分
車でのアクセス
東北自動車道「矢板IC」下車後約40分
駐車場
神社駐車場は無料で利用できますが、駐車台数は15台と少ないため、周辺駐車場を利用してください。
新町下・室町商店街は曵き廻しの行われる時間帯には歩行者天国となりますのでご注意ください。
たけのこ祭りの由来・歴史
たけのこ祭りは、元禄以前から続く歴史深いお祭りです。
氏子たちが筍を煮て振舞ったことからことから『たけのこ祭り』の名がが付けられたと伝えられています。
『たけのこ祭り』の日に街を練り歩く屋台の前に据えられた所作狂言などが演じられる舞台には、お祝い事には珍しい白黒の天幕がはられます。
この天幕は、水戸黄門でおなじみの水戸光圀公と縁深いものだと言われています。
『たけのこ祭り』を見に来ていた水戸光圀高。
日差しの強い日だったため、日を遮るものを持ってくるように命じましたが、馬頭院の仏事用の白黒の幕しか用意出来なかったそうです。
しかし、このまま使用するとと仏事になってしまうと考えた世話人の図らいで、若衆がつけていたピンク色のタスキを白黒の天幕の上からかけ使用したそうです。
この天幕は「御免天幕」と呼ばれ、現在でも『たけのこ祭り』で使用される天幕にはこの形が残っています。
この舞台は民俗学的にも価値の高いものとされています。
たけのこ祭りの見どころ・おすすめポイント
たけのこ祭りの見どころをご紹介します。
彫刻屋台
《【4K】静神社例大祭(たけのこ祭)#1-栃木県那須郡那珂川町馬頭-》
静神社例祭 『たけのこ祭り』の見どころと言えば、日光東照宮造営宮大工の彫刻の流れをくむ『彫刻屋台』です。
『たけのこ祭り』で使用されている『彫刻屋台』は、県内最古のものと言われています。
繊細な彫刻がなされた美しい屋台は、白丁に黒い烏帽子をかぶった担ぎ手達により、太鼓の音とともにゆっくりと静かに町内を練り歩きます。
豪華な彫刻屋台と担ぎ手の列は、約50mにもなりますよ!
『たけのこ祭り』同時開催されるイベント『花の風まつり』
『花の風まつり』
『花の風まつり』は那珂川町に暮らす方が“やりたいことをやりたいときに好きな場所で開催するイベント”を集めたユニークなお祭りです。
商店街や、個人のお宅、美術館、神社の境内など馬頭の町のあちこちが会場となり、陶芸・竹芸・絵画・彫刻・書や木工などの展覧会や音楽イベント、ワークショップなど様々なイベントが開催されます。
那須川町の魅力を再発見し、那須川町に住む方の心温まるおもてなしに出会うことのできるお祭りです。
開催は4月末〜5月上旬のゴールデンウィーク中で、『たけのこ祭り』と同時期の開催されますので、是非一緒にお楽しみください。
まとめ
『たけのこ祭り』は、精巧な彫刻屋台と水戸光圀高ゆかりの舞台など、この土地ならではの文化を楽しめるお祭りです。
同時に行われる「花の風まつり」など、馬頭の町の散策とともにお祭りをお楽しみください。
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