皆さんは静岡県にある小國神社をご存じですか?
地元の方には「おぐにじんじゃ」と呼ばれ愛されているようですが、正式名称は「おくにじんじゃ」だそうです。
人気テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介された宝槌も有名ですが、参道を覆う紅葉がこの神社の最大の見所と言えます。
この記事では小國神社について御祀神様とそのご利益、またパワースポットや御朱印などを含めて詳しくご紹介します。
小國神社へのアクセス方法は?駐車場はあるの?
電車の場合
JR「掛川駅」から天竜浜名湖鉄道に乗り換えて約30分で「遠江一宮駅」到着
「遠江一宮駅」から送迎マイクロバスに乗って10分で小國神社に到着します。
※送迎マイクロバスは日祝祭日及び各月1日と15日のみ運行しています。
平日に訪れる場合は小國神社まで徒歩約1時間かかりますのでご注意下さい。
詳しくは小國神社にお問い合わせください。
車の場合
新東名高速道路「遠州森町スマートIC」下車後約7分
新東名高速道路「森掛川IC」下車後約15分
東名高速道路「袋井IC」下車後約20分
※正月シーズンなど混雑が予想される季節は交通規制のため通行止めになる可能性があるため調べてから訪れましょう。
駐車場について
900台収容の無料駐車場が参道入口に設けられていますので、よほど混雑しない限りは駐車できます。
小國神社の由緒やご利益は?御祀神は誰?
由緒について
創建された正確な時期は不明であるが、欽明天皇16年(西暦555年)に現在地の近くにある本宮山に神霊が示現されたため勅命により社殿が設けられました。
特に武将との繋がりが深く、武田信玄公が遠江国に攻め入った時には徳川家康公に味方したとされ、以後徳川家の歴代の将軍から珍品が献上されました。
明治15年に火災により焼失しましたが4年後の明治19年に再建され現在のお姿になりました。
御祀神について
・大己貴命(別名:大国主命・大黒様)
神話「因幡の白うさぎ」でも知られ、国を稲穂がたくさん実る豊かな国に造り上げて下さった神様です。
「古事記」や「日本書記」では「大物主神や大国玉神」とも表現される農業や開拓の神様です。
御利益について
小國神社のご利益を紹介いたします。色んなご利益がございますが
縁結びのご利益が特に有名で、福徳円満のご利益、開運招福のご利益などあるといわれています。
小國神社の御朱印と御朱印帳は?名所も回ろう
参拝する時に欠かせないものとなっているのが御朱印ですよね。
女性を始め、多くの方々が御朱印集めを趣味とされています。
ここ小國神社でも社務所にて初穂料300円を納めて御朱印を頂けます。
小國神社では他にも「縁起物」を多く授かることが出来ます。
絵馬やお守りを始めとして、破魔矢や大國だるまなど「国家安泰・夫婦和合・諸業繁盛」の意味合いを持ちます。
さて小國神社の御朱印も頂いたところで境内の名所を回りましょう。
小國神社の名所をいくつかご紹介します。
小國神社のパワースポット
- 事待池(ことまちいけ)
小國神社に願い事をしてから事のままじっと待ち、願いが叶ったら池に鯉を放つことから「事待池」という名になったそう。
また別名「疣(いぼ)とりの池」とも呼ばれ、疣に池の水をかけると疣が治るとされています。
- ひょうの木
樹齢800年を数える縁結びの木です。この木が有名なのは「ひょうの実」をつけるからです。
実際は実ではなく、葉っぱの間に入ったアブラムシが肥大化し葉が固まったものです。
よく見ると虫の出入口である小さな穴が開いており、そこに口をあて吹くと「ひょう」という音がします。
かつては大己貴命がこのひょうの実をつかい女神を呼び、契りを結んだとされ、縁結びにつながったとされています。
- 大杉の根株
周囲が約9mにもなる太い根株は約1000年の時を経ているそうです。
しめ縄や幹にお賽銭が挟まれておりパワーを感じます。
- 家康公の立ち上がり石
徳川家康が三方ヶ原の敗戦で逃げる時に腰をかけたとされる石です。
その後徳川家康は幕府を開くほどの人物になるわけですから、この石は再起をかける人や何かに挑戦したい方が座ると縁起が良いわけです。
- 金銀石
触ると金運が増すと言われる石です。松の木の両脇におかれています。
ぜひ願い事をしながら触れてみましょう。
以上紹介したパワースポットは小國神社の一部です。
自ら足を運んだ際には新しい発見をしてみてはいかがでしょうか。
この動画は実際に小國神社に参拝された方が撮影したものです。ぜひ参考にしてください。
小國神社周辺の観光スポットは何がある?
- 小国ことまち横丁
参拝が終わったら横丁でゆっくりご飯を食べましょう。
特に有名なのはかき氷を団子です。お茶の味のかき氷など珍しい食に出会えますよ。
- 極楽寺
通称「あじさい寺」と呼ばれる極楽寺ですが、名の通り紫陽花がとても綺麗に咲きます。
小國神社の「菖蒲」、香勝寺の「ききょう」と並び3名所の1つとなっています。
まとめ:ぜひ紅葉の季節に訪れたい神社
いかがでしたでしょうか。小國神社のごく一部ですがご紹介しました。
小國神社と言えば紅葉でしょう。という程綺麗に参道を埋め尽くす赤色。
まだ行った事が無いのでぜひ紅葉のシーズンに行きたいものです。
それでは最後までお読み下さりありがとうございました。
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