栃木県日光市で開催される『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』。
日本国内はもとより海外からも多くの参拝客が訪れる「日光東照宮」で行われるお祭りです。
『日光東照宮で最も盛大に行われる行事『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』の概要や見どころをご紹介します!
日光東照宮イベント『春季例大祭・神事流鏑馬』開催スケジュール
『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』の2020年の開催日は
5月17日(日)、18日(月)です。
5月17日には、例祭・神事流鏑馬奉納・神輿渡御・宵成祭
18日には、神輿渡御祭「百物揃千人武者行列」が行われます。
日光東照宮イベント『春季例大祭・神事流鏑馬』 開催場所
『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』の開催場所は「日光東照宮」です。
「日光東照宮」は言わずと知れた日本を代表する世界遺産「日光の社寺」です。
江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祀る、日本全国の東照宮の総本社的存在です。
正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」ですが、他の東照宮との区別のために「日光東照宮」と呼ばれることが多く、公式ホームページにもそのように記載があります。
現在の社殿などのほとんどは3代将軍徳川家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもので、国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が境内には存在しています。
その当時、全国各地から集められた名工により造られた建造物には、漆や極彩色がほどこされ、柱には数多くの彫刻が飾られている大変豪華絢爛なものです。
輪王寺と日光二荒山神社を含めた二社一寺が「日光の社寺」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
日光東照宮イベント『春季例大祭・神事流鏑馬』 アクセス・駐車場
『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』が開催される「日光東照宮」までのアクセス方法をご紹介します。
- 所在地
〒321-1431 栃木県日光市山内2301
- 電車、バスでのアクセス
JR「日光駅」または東武「日光駅」下車〜東武バス湯元温泉行〜「西参道」バス停下車後徒歩5分
- 車でのアクセス
東北自動車道「宇都宮IC」下車、
駐車場は周辺の有料駐車場をご利用ください。
ただし、周辺道路・駐車場ともに大変混雑しますので公共交通機関の利用をおすすめします。
日光東照宮イベント『春季例大祭・神事流鏑馬』 由来・歴史
『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』は「日光東照宮」の主祭神・徳川家康の命日である旧暦の4月17日に合わせて、毎年新暦の5月17日と18日に行われています,
10月には秋季大祭も行われますが、春季大祭がメインの例大祭となります。
この例大祭では、徳川宗家の当主なども参列し、様々な神事が古式に則り執り行われます。
日光東照宮イベント『春季例大祭・神事流鏑馬』チケット・ツアー情報
「百物揃千人武者行列」桟敷席
例年ですと、まつり2日目に行われる「百物揃千人武者行列」の桟敷席か販売されます。
申込の受付期間は祭りの約1ヶ月前からです。
例年ですと先着順になりますので、日光市観光協会のホームページなどの情報を見逃さないようにしてくださいね!
日光東照宮イベント『春季例大祭・神事流鏑馬』おすすめポイント
『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』の見どころをご紹介します。
『神事流鏑馬奉納』
『東照宮春季例大祭』1日目の13:00から石鳥居手前の表参道特設馬場において小笠原流による「神事流鏑馬」奉納が行われます。
疾走する馬上から的に鏑矢を射る流鏑馬奉納では、杉の板の的に矢が命中して割れるたびに見物客から大きな拍手と歓声が巻き起こります。
射手の馬を操る技術とあざやかな弓捌きを是非現地でご覧になってください。
※フラッシュ撮影など馬の興奮する行為は禁止されていますので、ルールを守ってご観覧ください。
『神事流鏑馬奉納』
『東照宮春季例大祭』2日目の11:00からは神輿渡御祭「百物揃千人武者行列」が行われます。
この行列は、徳川家康の神霊を駿府久能山から日光に改葬した時の行列を再現したものです。
この行列には、馬に乗った神職、鎧武者、弓持ち、鎗持ち、鉄砲持など1200名が供奉し、約1km先の御旅所へと向かいます。
御旅所へと到着すると.“三品立七五膳”という特殊な神饌を供え2つの舞が奉納される「御旅所祭」が行われます。
そして神事が終了すると行列は東照宮に戻ります。
豪華絢爛な衣装を身につけた氏子の方達が参道を歩く光景は圧巻です。
まとめ
2日間にわたりさまざまな行事が執り行われる『東照宮春季例大祭・神事流鏑馬』。
混雑が予想されますので、お時間にゆとりを持ってお出かけくださいね。
コメント