『大山祇神社例大祭』は、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ大三島で開催される伝統のお祭りです。
しまなみ海道でも有数の観光スポットで開催され、島外からもたくさんの人が訪れる『大山祇神社例大祭』の概要や見どころをご紹介します!
『大山祇神社例大祭』開催日程
『大山祇神社例大祭』の2020年の開催日は
5月14日(木)、15日(金)です。
5月14日に例大祭・15日に後宮祭が行われます。
『大山祇神社例大祭』開催場所
『大山祇神社例大祭』の開催場所は「大山祇神社」およびその周辺です。
《大山祇神社の歴史》
《大山祇神社》
『大山祇神社例大祭』はその名の通り「大山祇神社」の例大祭です。
「大山祇神社」は全国にある山祇神社(大山祇神社)の総本社です。
また、大山祇神の主祭神は「三島大明神」で、当社から勧請したとする三島神社も四国を中心に新潟県や北海道まで全国に分布しています。
山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集め、近代では、初代総理大臣・伊藤博文、旧帝国海軍連合艦隊司令長官・山本五十六など、政治や軍事の中心人物が多数参拝しています。
現在でも、海上自衛隊・海上保安庁の幹部などが参拝に訪れます。
また、源氏・平氏など歴代の武将達が武具を奉納して武運長久を願ったため、国宝・重要文化財に指定された日本の甲冑の約4割が集まり、紫陽殿と国宝館に収納や一般公開されています。
境内のクスノキ群は「大山祇神社のクスノキ群」として国の天然記念物に指定されています。また、拝殿前の樹齢2600年と言われる「小千命御手植えの楠」は、高さ16m、幹回り11mの大変立派な楠です。
この楠の周りを息を止めて3周回ると願い事が叶うという言い伝えがあります。
『大山祇神社例大祭』アクセス・駐車場情報
『大山祇神社例大祭』が開催される「大山祇神社」までのアクセス方法をご紹介します。
- 所在地
〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦宮浦3327
- 車でのアクセス
西瀬戸自動車道「大三島IC」から車で約15分。
「大山祇神社」の駐車場は利用できませんが、祭り期間中には近隣の町営無料駐車場を利用できます。
- バスでのアクセス
瀬戸内運輸・瀬戸内海交通バスで「大山祗神社前」バス停下車後すぐ。
- フェリーでのアクセス
大三島ブルーライン快速船/大三島ブルーラインフェリー「今治港」〜「宮浦港」下船後徒歩約15分。
- レンタサイクル
しまなみ海道では気軽にサイクリングを楽しむためのレンタサイクルが充実しています。
空気入の貸出、給水、トイレの利用などができる“サイクルオアシス”も整備されているので安心です。
大三島町にも何箇所かのサイクルオアシスがありますよ!
途中までサイクリング、帰りは自転車バスや船に乗せ戻ることも可能です。
是非、『大山祇神社例大祭』とともにしまなみ海道の魅力も堪能してくださいね。
詳細はしまなみジャパンのホームページをご覧ください。
『大山祇神社例大祭』由来・歴史
『大山祇神社例大祭』は、の大山祇神社が現在の地に移された日を起源とする祭礼です。
毎年旧暦4月22日、4月23日に開催されています。
『大山祇神社例大祭』見どころ
『大山祇神社例大祭』の見どころをご紹介します。
三島の大市
この祭りは「三島の大市」とも呼ばれています。
神社の境内から宮浦港までの約1kmの間には多くの露店が出店し、たくさんの人で賑わいます。
三島は、江戸時代には門前町の開発、富くじ、歌舞伎の興業、牛馬の市、綿市などが奨励されていた地域で、現在でもその名残として祭りの日には大規模な大市が開かれます。
お祭りでお馴染みのグルメの屋台のほか、島ならではの露店のグルメや地元の人びととの交流を楽しむことができますよ!
しまなみ海道に春の到来を告げる大市に、是非お出かけになってくださいね。
まとめ
『大山祇神社例大祭』は自然豊かな島で開催される、たくさんの人から愛されているお祭りです。
お祭りと一緒に、島の魅力も堪能してくださいね。
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