離乳食の食べさせ方について!段階別の進め方を栄養士が解説

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可愛い可愛い赤ちゃん!

見ているだけでも癒されますよね。

最初はミルクや母乳だけでも十分栄養が取れているのですが、

大きくなるにつれてより多くの栄養素を摂取する必要があります。

赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので消化機能に合わせたメニューを離乳食として作っていかなければいけません。

新米ママや久しぶりの赤ちゃんだという方は離乳食に悩んでしまっているのではないでしょうか。

なかなか自分の時間も取れない中で離乳食を調理するのは大変ですよね。

私は8年間保育園で栄養士として勤務しておりましたので毎日園児ひとりひとりに対して個人対応をしながら離乳食を進めていました。

そんな、離乳食づくりに悩んでいる方へ離乳食の「食べさせ方」を紹介していきたいと思います。

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離乳食の食べさせ方

実は、離乳食を与えるうえでとても重要となってくるのがこの食べさせ方なのです。

離乳食の食事自体は成長に合わせたものとなっていますよね。

1回食、2回食、3回食、そして形状や食材も段階によって異なります。

食べさせ方も段階によって変えていく必要があるのです。

赤ちゃんが発達していく上で食事の食べさせ方というのも重要な役割があるのですよ。

間違えてしまってはもったいないです。

赤ちゃんはもっともっと上手にいろいろなことをすることが出来るのですよ♪

成長を見逃さないという意味でも正しい食べさせ方で進めていきましょう!

離乳食の食べさせ方 段階別

離乳食の食べさせ方を成長に応じて段階別で紹介します!

離乳食初期

離乳食初期は生後5~か月ごろとなります。

このころの離乳食は食材になれて食事というものに親しんでいくというねらいがあります。

それとともに、下や喉を上手に使っていくことが出来るように促してあげる必要があるのです。

食べさせるには、スプーンを下唇の上にかるく乗るように置き、赤ちゃんが自分でパクッと加えて吸い込みと舌を使って奥へと運ぶことが出来るようにしましょう。

この段階の時にやってしまいがちなのが、おかあさんがスプーンで口の中にこすり入れることです。

これでは自分で吸い込むこともできませんよね。

こうすると早く食べさせることが出来ますのでついついやってしまいがちではありますが、ゆっくりと見守ってあげることも必要なのです。

このように、さしだすと・・・

あ~ん!大きな口を開けてくれます。

パクリ!

離乳食中期

離乳食中期は生後7~8か月ごろとなります。

この段階では刻み食へと移行していきます。

食事の回数も2回食になり増えてきましたよね。

赤ちゃんはもぐもぐと口を動かすという事を覚えてくる時期となります。

今までは吸い込んでミルク食べだったのがちゃんと「食べる」という事が出来るようになってきますよ。

この段階でも上あごに押し付けるという事はせずに優しく差し出してください。

上手に口を閉じて食べることが出来ますよ。

 

離乳食後期

離乳食後期は生後9~11か月ごろとなります。

このころには3回食になり食事内容もガラッと変わってきたのではないでしょうか。

後期食ごろから大事になってくるのが「つかみ食べ」です。

つかみ食べをすることによって手の動きの発達に影響があります。

今までは大きな動作しかできなかったのが小さな動きになって細かく動かすことのできるようになってきます。

つまむ、つかむという動作で指の発達を助けていきます。

また、口まで運ぶということもできるようになります。

自分の体の場所を把握して距離感をつかむというのはとっても難しいことなのですよ。

口に入れて噛む。そんなことまで出来るようになるのがこの段階です。

 

どんどんつかんで食べることができるようになります。

 

まとめ

「離乳食の食べさせ方」について紹介させて頂きました!

離乳食は食べさせ方も段階によって異なります。様々な方法がありますよね。ちゃんと成長に応じた食べさせ方をすることによって赤ちゃんの発達も間近で感じることが出来ます。そのぶん汚れたりしますので大変となりますが頑張りましょう!

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