可愛い可愛い赤ちゃん!
見ているだけでも癒されますよね。
最初はミルクや母乳だけでも十分栄養が取れているのですが、
大きくなるにつれてより多くの栄養素を摂取する必要があります。
赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので消化機能に合わせたメニューを離乳食として作っていかなければいけません。
新米ママや久しぶりの赤ちゃんだという方は離乳食に悩んでしまっているのではないでしょうか。
なかなか自分の時間も取れない中で離乳食を調理するのは大変ですよね。
私は8年間保育園で栄養士として勤務しておりましたので毎日園児ひとりひとりに対して個人対応をしながら離乳食を進めていました。
そんな、離乳食づくりに悩んでいる方へ「離乳食を食べないときの対応」を紹介していきたいと思います。

離乳食を食べないとき
せっかく一生懸命作ったのに離乳食を食べてくれない・・・!
そんな困った声は保育園で勤務時代によく聞きました。
食べないといっても様々なパターンがありました。
- 遊んでしまって食べない
- 食が細すぎる
- 嫌いなものは食べない
など、食べないといってもそのケースによって内容は大きく異なります。
お子さん離乳食を食べてくれないと悩んでいる方はたくさんおられると思いますので、ケース別紹介を行っていきたいと思います。
離乳食を食べない 遊び食べ
離乳食を食べさせたくても遊んでしまい、食べないという事があります。
これが離乳食の中で手づかみ食べをさせたときであれば問題ありません。
赤ちゃんはこの世に生まれて初めて食べ物を食べるという行為を行っているので、興味津々ですし少し怖く感じてもいるのです。
人間の防衛本能ですよね。
「遊ぶ」という行為で、これは安全かな?食べるもの?と確認しているのです。
また、食材に対しての感触や味を触ることで感じているのです。
そのまま下に捨ててしまったり投げたりという行為も見られるかと思います。
ちょっとヘビーですが、こちらも確かめているという段階の一つです。
こんなの容認するのは難しいですよね。ですが、少しの間見守ってください。
必ずちゃんと食べてくれる時期は来ます。
もう離乳食もだいぶ進んでいるのに遊び食べをしている。
という場合もあるかと思います。
その場合は食事がダラダラと続いてしまい食べることに飽きているというのが原因にあるかと思います。
せっかく作った食事は残さずに食べてほしいですよね。
ですが、食事の時間は集中して時間を決めて行うのが望ましいです。
例えば、ダラダラ遊びながら1時間も食べているというのは好ましくありません。
それなら時間を決めて30分で食べなければ下げてしまうとルールを決めていきましょう。
だんだんそのルールに体がなれてきて短時間で食べきることが出来るようになってきます。
離乳食を残してしまうかもしれませんがそこはしっかりと時間を決めて取り組みましょう。
離乳食を食べない 食が細すぎる
食が細くいくら食べさせようとしても食べることが出来ないという場合もあります。
その場合は、赤ちゃんが食べ物を欲しがっていないのでこの量で足りているという事になります。
赤ちゃんによって必要なエネルギー量は変わります。
それでもたくさん食べてほしいですよね。
それにはたくさんエネルギーを消費させてあげることが必要です。
たくさん動かしたりどこかに連れだしてあげることでエネルギーを消費していきましょう。
そうすることで自然とおなかが空いてきます。
もうどうしてもたくさん一度に食べることが出来ないというお子さんもいます。
その際には少しづつ何度かに分けてあげましょう。
大体このような悩みが出てくるのは離乳食後期ごろ~だと思いますので、おやつをボリュームのあるものにしましょう。
たとえば、朝食7時、昼食12時、夕食18時だとしたらおやつを10時14時にあげましょう。
その内容は煮込みうどん・おにぎり・にゅうめん・おこのみやきなどのガッツリとしたメニューにしちゃいましょう。
赤ちゃんにとってのおやつは食事を補う「補食」という役割があります。
食事でとりきれないものはおやつで上げましょう♪

離乳食を食べない 嫌いなものは食べない
これがまた厄介なんですよね。
嫌いなものは食べない!自我の出てきた離乳食中期~後期食~あたりに見られる状態となります。
好きじゃないから見たら絶対に口をあけない!なんて頑固な赤ちゃんもいます。こんなのは普通です。
この場合には無理にあげなくても大丈夫です。
まだ母乳やミルクもあげている時期だと思いますので栄養がどうというお話ではありません。
ただおかゆなどの主食を食べないと困ってしまいますよね。
そんなときはおかずを混ぜ込んでみる、のりやごまを混ぜてみるなどの工夫をするといいかと思いますが今度はそうしないと食べなくなります。
これもまた悩みどころですよね。
赤ちゃんはおなかがすけば勝手に食べます!
そんなに気負わずにやっていきましょう。
自分の中で1口食べればオッケーなどのルール作りをしてみるというのもいいでしょう。
赤ちゃんが偏食になってしまうのを恐れている方もいますよね。
もちろん何でも食べさせてあげるのは大事です。この時期に食べないからと言って作るのをやめずに何度も食卓にはあげてください。
排除する必要はありません。
無理にあげて食事の時間が楽しいものではなくなってしまう方が大変なのです。
なかなか難しい問題ではありますが余裕をもって子どもに接するのが一番大事なポイントとなってきます。
まとめ
「離乳食を食べない」を紹介させて頂きました!
離乳食を食べないときには本当に悲しくなりますよね。こんな時にはベビーフードに頼ってしまってもいいんです!お母さんが心に余裕をもって食べさせてあげるのが一番です。ベビーフードなら食べるじゃん・・・と落ち込む必要もありません。たまに食べるからおいしいのですよ。
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