離乳食で鉄分を補うには!不足しがちな鉄分について栄養士が解説

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可愛い可愛い赤ちゃん!

見ているだけでも癒されますよね。

最初はミルクや母乳だけでも十分栄養が取れているのですが、

大きくなるにつれてより多くの栄養素を摂取する必要があります。

赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので消化機能に合わせたメニューを離乳食として作っていかなければいけません。

新米ママや久しぶりの赤ちゃんだという方は離乳食に悩んでしまっているのではないでしょうか。

なかなか自分の時間も取れない中で離乳食を調理するのは大変ですよね。

私は8年間保育園で栄養士として勤務しておりましたので毎日園児ひとりひとりに対して個人対応をしながら離乳食を進めていました。

そんな、離乳食づくりに悩んでいる方へ離乳食の「鉄分」を紹介していきたいと思います。

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離乳食にとっての鉄分

赤ちゃんにも鉄分は重要な働きをしてくれます。

鉄分はどんなイメージがありますか?血を作る?

鉄分は生まれたての頃は母乳で補っていますが、大きくなるにつれてそれでは足りなくなってきます。

食べ物で補う時期になってきます。

食事で必要な鉄分の量を摂取するというのは本当に大変なことなのです。

保育園の栄養士はみんな鉄分の量に頭をかかえていますよ。私もそうでした。

なかなか鉄分量が上がらなくて頭を使うんですよね。

赤ちゃんも鉄分が足りないと鉄欠乏性貧血になります。

貧血になってしまうと、下まぶたが白っぽくなったり疲れやすい体をつくってしまいます。

赤ちゃんのうちからそのような状態になってしまったら可哀そうですよね。

鉄分をどのように補っていけばいいのかを紹介します。

離乳食の鉄分 量

まず大事なのは指標を知るという事です。

聞いたところでイメージはできないかもしれませんが補助食品などを使う場合には指標となってきますので確認してみてくださいね♪

離乳食を初めて1歳ごろになるまでには男の子で必要量が3.5gで推奨量は5.0mgとなります。

女の子だと必要量は3.5mgで推奨量は4.5mgとなります。

これがなかなか摂取するのは難しいんですよね・・・!

鉄分は永遠の課題です。

離乳食の鉄分 食材

離乳食で鉄分を摂取するために優秀な食材を紹介します。

  • 肉(とくに豚・鶏)
  • レバー
  • 干しエビ
  • 小松菜
  • ほうれん草
  • しじみ
  • 大豆製品(きなこ・大豆・豆腐・高野豆腐など)
  • ひじき
  • のり

などが特に鉄分が豊富な食材です。

細かい数字は気にしなくても大丈夫なので、意識してこのような食材を与えるようにしてください。

1日の鉄分量がたりなくても1か月であってくれば大丈夫なのです。

毎日毎日意識しすぎなくても問題ありませんよ。

大事なのは「意識すること」なのです。

鉄分を取らせてあげたいから小松菜と・・お肉と・・と頭に考えているだけで鉄分の豊富な食事になりますからね♪

健康的においしく鉄分を摂取しましょう!

離乳食の鉄分 ベビーフードのレバー

ベビーフードでレバーを使っているような商品もありますよね。

こちらでは鉄分不足に効果があるのでしょうか?

実はレバーの量としてはかなり少ないのです。

鉄分を補給するほどのできるくらいの鉄分を期待することはできません。

裏にある成分表を確認してみて下さい。

もちろん食べないよりは良いので、選択をする際に意識してレバーの入っているものを選んでみるというのは良いことですよ♪

赤ちゃんも食べにくいレバーの味に慣れることが出来ますのでおすすめです。

まとめ

「離乳食と鉄分」について紹介させて頂きました!

鉄分が足りないというのは大きな問題ですよね。なかなか難しいんですよね鉄分を補給するという事は!頭の中で鉄分の豊富な食材を思い描くことができるだけでもかなり優秀ですよ。意識してとるようにしてあげて下さいね。

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