可愛い可愛い赤ちゃん!
見ているだけでも癒されますよね。
最初はミルクや母乳だけでも十分栄養が取れているのですが、
大きくなるにつれてより多くの栄養素を摂取する必要があります。
赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので消化機能に合わせたメニューを離乳食として作っていかなければいけません。
新米ママや久しぶりの赤ちゃんだという方は離乳食に悩んでしまっているのではないでしょうか。
なかなか自分の時間も取れない中で離乳食を調理するのは大変ですよね。
私は8年間保育園で栄養士として勤務しておりましたので毎日園児ひとりひとりに対して個人対応をしながら離乳食を進めていました。
そんな、離乳食づくりに悩んでいる方へ離乳食のキャベツを紹介していきたいと思います。
離乳食のキャベツ!いつから?どこを使う?
離乳食でキャベツはとても使いやすい食材です。
クセがなくアクも少ないので赤ちゃんにとっても親しみやすい食材となります。
そんな、キャベツはいつから食べることが出来るのでしょうか。
キャベツは生後5~6か月ごろの離乳食初期から食べさせてあげることが出来ます。
一番最初にあげた食材が「キャベツ」!なんて方も少なくないのではないでしょうか。
キャベツは繊維質で固いイメージがありませんか?
いくら煮ても柔らかくならない!そんな困った声を聴いたこともあります。
実は、キャベツは中心の部分は柔らかくそして甘いのです。
ここを使えば赤ちゃんも食べやすくおいしくキャベツを食べることが出来るのです。
離乳食のキャベツ 初期食
初期食ではどのようにキャベツを扱っていけばいいでしょうか。
初期食ではすりつぶしてペーストにした状態で与えていきましょう。
うらごしをすることで赤ちゃんがごっくんと飲み込むことが出来ます。
最初に与える食材は、なんでも1さじづつあげていきましょう。
悩む方が多いのですが、1さじ=5g(小さじ1杯です)
1日目は1さじ、2日目は2さじ、3日目は3さじ・・・と赤ちゃんの様子を見ながら増やしていきましょう。
離乳食のキャベツ!初期食のポイント
初期食でキャベツを与える際のポイントがあります。
- キャベツは繊維が多い
- 飲み込むのが苦手
キャベツは繊維が豊富な食材となっています。
喉に引っかかってオエっとなってしまう可能性があります。
目に見えて繊維がある場合には、調理ハサミで追加でちょきちょきと切ってあげると良いでしょう。
特にブレンダーで一気に滑らかにした際に処理漏れがある場合があります。
また、赤ちゃんによっては飲み込むのを苦手としている子もいます。
口に入れたと思ったらべーっと出してしまいます。
そんな赤ちゃんにはとろみを軽くつけてあげると良いでしょう。
離乳食のキャベツ 中期食
中期食ではキャベツをどのように与えていけばいいのでしょうか。
中期食になると口をもぐもぐと動かすことが出来るようになってきます。
5mm角程の大きさにカットしてあげましょう。
カットしてあげることで赤ちゃんが食べやすくなります。
量
25~30gほど
離乳食のキャベツ!中期食のポイント
キャベツは繊維質なので食べにくい場合にはとろみをつけてあげましょう!
離乳食のキャベツ 後期食
写真:キャベツのおかか和え
①キャベツを柔らかく茹でる
②おかかと少量の醤油で和える
後期食になってくるとだいぶ自分でもぐもぐとかみ砕くことが出来るようになってきます。
嚥下能力もアップしているはずです。手づかみ食べをスタートしたお子さんもいるでしょうね。
なので、後期食ではつかみやすく且つ口に入りやすい大きさを意識していきましょう。
量
35~40gほど
離乳食でキャベツ!後期食のポイント
よく食べることが出来るようになってきたかと言っても、まだ赤ちゃん!
キャベツはただでさえ噛みきりにくい食材なので後期食でも柔らかく茹でてから上げましょう。
まとめ
「離乳食でのキャベツ」について紹介させて頂きました!
キャベツは食べさせやすく、1年を通してスーパーで扱っていますので手に入りやすい食材です。赤ちゃんにも食べさせてあげたいですよね。正しくおいしくキャベツを食べさせていきましょう!
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