可愛い可愛い赤ちゃん!
見ているだけでも癒されますよね。
最初はミルクや母乳だけでも十分栄養が取れているのですが、
大きくなるにつれてより多くの栄養素を摂取する必要があります。
赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので消化機能に合わせたメニューを離乳食として作っていかなければいけません。
新米ママや久しぶりの赤ちゃんだという方は離乳食に悩んでしまっているのではないでしょうか。
なかなか自分の時間も取れない中で離乳食を調理するのは大変ですよね。
私は8年間保育園で栄養士として勤務しておりましたので毎日園児ひとりひとりに対して個人対応をしながら離乳食を進めていました。
そんな、離乳食づくりに悩んでいる方へ「離乳食の進めるペースが遅いこと」を紹介していきたいと思います。

離乳食の進め方について
離乳食には始めるべき時期の指標があります。
その指標というのが、厚生労働省の離乳食ガイドラインとなります。
そちらへは、生後〇〇か月~〇〇か月でこれくらい食べる!と細かい指示があるかと思います。
これを見ると、この通りに進めなければいけない。
これを守らないと赤ちゃんに何か良くないことが起きる。。。
漠然とそう感じてしまう方も多いかと思います。
およその始める時期としては、
離乳食初期:生後5~6か月ごろ
離乳食中期:生後7~8か月ごろ
離乳食後期:生後9~11か月ごろ
離乳食完了期:生後12か月~18か月ごろ
とされています。
こちらが一般的な成長に合わせた離乳食の進め方の目安という事になります。
離乳食の進めるペースが遅いことについて
同じ月齢なのに、あの赤ちゃんはもうあんな固いものを食べている!
などと他のお子さんを見ると不安になることはありますよね。
ですが、赤ちゃんによって成長のペースには差があります。
離乳食を進める上でなかなか先へ進めないのも赤ちゃんの成長の個人差が影響しているかと思います。
例えば・・・
・カミカミが出来ない
・うまく飲み込むことが出来ない
・手づかみできない
・一人で食べることが出来ない
このような理由で次のステップへ進むことが出来ない場合もあるかと思います。
少し段階を進めようとして大きく固くすると、噛めないし飲み込めない!
戻すしかないの?と困って戻る選択をする方もいます。
大事なのは、赤ちゃんの成長に合わせた食事作りをすることです。
進みが遅いというのは問題はありませんよ。
ただし、赤ちゃんが成長しているのにゆっくりとするのはもったいないですよ。
赤ちゃんにとっての離乳食とは栄養補給だけではなく、指からの脳への発達や口腔器官運動の発達にも作用してきますので赤ちゃんに合わせて進めてあげましょう。

離乳食の進めるペースが遅い 対策
離乳食の進めていくペースが遅くなってしまう事への対策を紹介します。
うまく飲み込むことのできない、嚥下能力の発達がゆっくりなお子さんもいるかと思います。
その場合には、水溶き片栗粉でとろみを付けてあげましょう。
そうすることで飲みこみやすくなります。
また、パサパサしているものは余計飲みこみにくくなりますので注意してくださいね。
後は赤ちゃんの様子を見て進めるようにしてください。
まとめ
「離乳食の進めるペースが遅い」を紹介させて頂きました!
赤ちゃんによって離乳食の進め方も異なるかと思います。赤ちゃんの成長に合わせることも個性となりますので、落ち着いて対応してあげるようにしましょう。
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